「小布施会議」、いよいよ明日の開催です。

こんにちは、事務局の大宮です。

「小布施の今を棚卸しする」を目標に、まずはやってみようということで企画した小布施会議ですが、いよいよ開催が明日に迫ってきました。

年齢問わず、町内外から集まっていただいた方々と一緒に、様々な切り口から、小布施の今を知り、これからについて考える時間にできればと考えています^^

開催場所は、小布施町役場に隣接する「北斎ホール」。当日ふらっときていただくのも大歓迎ですので、「なんか、面白い話が聞けそうだなぁ」という気軽な気持ちでお越しいただけたら幸いです。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

 

12月9日のセッション詳細について

さて、先日お知らせしたビラでは、セッションごとの詳細に触れていませんでしたので、パネラーとして登壇いただく方や、セッションごとの概要について、以下、簡単にご紹介します。

 

セッション1「人が集まる場所をつくる」(9:45-11:00)

小布施が「商業の町」や「人が集まる町」になった原点は、江戸時代まで遡ります。現在の小布施の横町周辺で始まった「六斎市」という市は、江戸後期には北信最大のマーケットに成長し、それまで「農業の町」だった小布施は、「人が交流する商業の町」としての顔も持つようになりました。

六斎市の成長とともに豪農・豪商が生まれ、彼らの招きにより、葛飾北斎や小林一茶など一流の文化人らも来訪する文化都市として発展を遂げ、そのDNAは、今でも小布施の観光産業や、地域に対する誇りとして、この地に息づいています。

セッション1では、そんな DNAを引き継ぎながら、小布施町で人が集まる場づくりを仕掛けられている4名をパネラーにお招きして、人が集う場や地域の作り方について、また、小布施のこれからの「交流」のあり方について考えてみたいと思います。

<パネラー>

  • 林映寿さん(浄光寺副住職)
  • 竹内淳子さん(エバーグリーンマーケット・topos主宰)
  • 塩澤耕平さん(一般社団法人ハウスホクサイ代表理事)
  • 勝亦達夫さん(信州大学助教)

老若男女が集う浄光寺スラックラインパークの様子

 

セッション2「町民への情報発信の未来」(11:15-12:30)

セッション2は、ワークショップ形式で「町民(地域内)への情報発信の未来」を考えてみます。

インターネットやスマートフォンが普及する中で、小布施に住む町民にとっても、情報の収集方法に大きな変化が起きつつあります。その変化を捉えつつ、緊急時や平時などの状況の違いによって、また世代ごとに関心が異なるテーマによって、地域情報の発信方法を変えていくことが行政にも求められています。

今、小布施町にとって実は大きな課題になっているのは「防災無線をどうしていくか」について。現在はすべての世帯に無料配布している戸別受信機ですが、国の方針転換により、現在はアナログの機械を数年以内にデジタル化しなければならず、その取り替えや戸別受信機の再配布には、なんと億単位の税金が必要だと試算されています。

町民の命を守る情報発信手段の確保は最優先課題ですが、近年の情報媒体の変化を考えたときに、デジタル化した戸別受信機の配布は必要なのでしょうか。また、防災に限らず、平時の情報発信については、どのような手段が適切なのでしょうか。そもそも町民の皆さんは、行政にどのような情報を求めているのでしょうか。こういったことを費用対効果も含めて検討しながら、今後の地域内での情報発信のあり方を決めていくことが、今行政に求められています。

セッション2では、小布施町の「町内向けの情報発信」の現状を整理した上で、どんな情報を、どういう手段で町民に伝えていくべきなのか、いろいろな世代の参加者の皆さんと対話しながらアイデアを出し合うワークショップの場にしたいと思います。

 

セッション3「すべての人が笑顔で暮らせる小布施をつくる(13:15-14:30)

「すべての人が笑顔で暮らせる地域づくり」と聞いて、その目標を否定する人はおそらく一人もいないと思います。しかし、地域の現状を見れば、様々な理由から日常生活に困難を抱えながらも、適切な居場所や支援者と出会えずに苦しんでいる方々がいることも事実です。理想の実現に向けたハードルがとても高いことを思い知らされます。

一方で、少子高齢化する中では、行政の税収が減り続けており、福祉も含めた行政サービスに投下でいる予算も厳しい状況にあります。そういった中でも、様々な工夫をしながら、地域で困難を抱える方々を支える仕組みを考え、行政と地域社会が一緒になって、その実現を目指していくべきでしょう。

セッション3では、「すべての人が笑顔で暮らせる小布施」という理想の実現に少しでも近づいていくために、特に高齢者を対象にした取り組みと、地域の中で生きづらさを抱えるこどもたちや若者の現状にスポットを当て、小布施という地域の現状や、地域社会や行政が進める取り組みを整理しつつ、今後の展望について考えてみたいと思います。

<パネラー>

  • 丸山歌織さん(臨床心理士)
  • 林かおるさん(小布施町地域包括支援センター)
  • 伊藤由花さん(小布施町社会福祉協議会)
  • 地域包括支援センター主催「あったかいぎ」の様子

 

セッション4「小布施らしい観光の実現に向けて(14:45-16:45)

1日目の最後のセッションでは、「小布施らしい観光」について考えます。

1970年代からの行政、民間事業者双方によるまちづくりにより、小布施町は、年間100万人を超えるとも言われる観光客が訪れる町になりました。近年は、町のあちこちに農産物の直売所ができるなど、訪問者の増加は、農業を含めた地域全体の活性化に貢献しています。

一方で、観光をめぐる日本や世界の状況は大きな変化を迎えつつあります。近年では、これまで以上に海外からの訪問客が増えたり、滞在時間が長く、地元住民との交流を楽しむ「交流観光」を志向する人々や、都心部との「二地域居住」的なライフスタイルを望む人々、さらには環境や自身の健康に優しい観光のあり方を模索する旅行者なども増えつつあります。

今回は、町内で観光関連プロジェクトに携わる4名の方々をパネラーにお招きし、時代が変化する中での「小布施らしい観光」について、参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。

【パネラー】

  • 桜井昌季さん(小布施町文化観光協会 会長・桜井甘精堂代表取締役)
  • 木下豊さん(文屋代表・北斎プロジェクト発起人)
  • 芋川恵子さん(ゲストハウスkokoro 支配人)
  • 谷口優太さん(一般社団法人小布施まちイノベーションHUB 小布施DMO準備室)

Google Mapと組んだ観光プロジェクトの様子(2016)

 

だいぶ長い記事になってしまいましたが、1日目の概要は以上の通りです。出入り自由、興味のあるセッションだけの参加もOKですので、ぜひ興味を持っていただいた方は、明日の小布施会議にご参加ください!

重ねて、みなさまの参加を心よりお待ちしております。お申し込みは以下のフォームよりお申し込みください。

https://goo.gl/forms/i3UaFz2EiXTJ8ZDk2